ドイツ移住までの歩き方

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

たくましさ、勇ましさ

みなさん、おはこんにちは。

連日の氷点下いくかいかまいかの寒さに、すでにこたえているこの頃である。

ただ、各地でクリスマスマーケットが幕を開け、温かみのある光に雪が

降ったには、絶好のロマンチックなロケーションとなる。

そんななか、あたたかいグリューワインでも飲みながら、、

 

さて、今回はこれまでの記事で紹介してきた、日本人の集まりに参加して、

素直に感じたことがあったので、シェアしたい。

 

日本に興味のあるひとは多い

ドイツに来て思うこと、日本が好きだったり、興味があったり、

実際に日本語を勉強していたりと、日本に対して関心を寄せるひとが多い

ということを実感する。

実際わたしの住むライプツィヒには、ドイツで2番目に古い大学として有名な

ライプツィヒ大学では、「日本学科」なる学科まであるくらいだ。

また、tandemという名の、お互いの言語を交換する交流会のようなものが

いろんなところで行われていたりもする。

以前こちらでも、ベルリンでの交流会や、ライプツィヒでの交流会のことに

ついて書き綴った。

まだの方は、過去のこちらの記事もぜひ読んでいただきたい。

 

tarryyootarota.hatenablog.jp

 

tarryyootarota.hatenablog.jp

 

みんなのセカンドプレイス

内容が以前の投稿と重複するが、その交流会に参加し、ドイツに住む多くの

日本人にお会いすることができた。

そして、たくさんのひとのお話を聴くことができた。

そのなかで思ったこと。

ドイツで生きていくということは、並大抵のことではない。

みな、たくさんの苦労や経験を経ているんだなと、お話をしながら

直接はそういう話は聴いてはいないけれど、そのひとのもつ雰囲気や

表情、話し方などからそういうものを感じた。

だからこそこういう集まりは、みんなの居場所という感じで、

お互いを自然と支えあい、助け合い、「心のよりどころ」になっている

のではないか。

みなここで英気を養い、また明日から頑張ろうと思える。

そもそもこういう目的の集まりではないが、そんな意味合いもあるのではと

勝手に想像する。

そしてみなそれぞれに、叶えたい夢や希望をもっているからこそ、

日本を離れ、はるばるドイツという地に足をつけているということ。

決して悪い意味ではないのだが、自分がやっていることや好きなことなどに

自信や誇りをもっているひとが多い。

やっぱりそういう人たちを見ていると、カッコいいし、わたしもたくさんの

刺激をたくさん受ける。

その姿に、たくましさや勇ましさを感じるところである。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

狙い目は開演直前!

みなさん、おはこんにちは。

こちらは、一気に冷え込みが強くなり、真冬はまだ先と油断していたころ、

積雪も見られるようになった。

さて、先日、こちらで知り合った友人たちに誘われ、コンサートのはしごという

なんとも贅沢な日曜日を過ごした。

今日は、そのはしごしたコンサートの内容と、その友人に教えてもらった

安くでチケットを入手できる方法を綴りたい。

 

チケット購入は開演時間直前が狙い目

まずはこちら。

ゲヴァントハウス大ホールでのオルガンコンサート

ゲヴァントハウスの大ホールで、1時間ほどのバッハづくしのオルガンコンサート。

事前にチケットを購入しておかなと、いつも心配性なわたしはだいたい

事前購入をしておくのだが。

こちらのチケット状況をWEBで確認してみると、空席が目立っていた。

しかも、友人から当日残席があると、安くでチケットを購入できるという

情報をゲットした。

そのため、今回は早めにホールを訪れ、チケットを買うことにした。

ホールに到着したのは、1時間ほど前だったろうか、29歳以下であれば

この日は通常価格8€のところ、なんと5€で買うことできた。

公演のチケット料金によって、セール価格は変動するらしいが。

お金に余裕のない若者にとって、このシステムはとても素晴らしく、

そして非常にありがたい。

 

大ホールに響き渡るバッハを堪能

オルガンコンサートというのは、マイナーなのだろうか。

観に来ているひとたちより、圧倒的に空席が目立つほどであった。

それが逆に穴場のコンサートだった。

人が少ない分特別感が増し、音の広がり方が増幅する。

もちろん演奏は素晴らしく、途中から演奏者のマイケル・ビューティー氏が

あたかも、バッハが演奏しているような錯覚に陥り大変だった笑

この価格だと、30分くらいの気軽なコンサートと思いきや、たっぷり

バッハのオルガン曲を楽しめる、1時間ほどのコンサートであった。

 

いつもの聖トーマス教会

その後、次のコンサートまで時間があったため、夕食にあの大きなPIZZAを食べ、

聖トーマス教会に向かった。

次のコンサートはこちら。

Mozart作曲 Requiem。

聖トーマス教会でのレクイエム


教会での合唱曲というのは、大変に素晴らしい。

4つの歌声が教会のあの大空間に放たれ、響きが乗った上で、

こちら聴衆側まで届く。

もう、居心地がいいなにものでもない。

モーツァルトのレクイエムというと、真っ先に思い浮かぶのは

彼の人生を描いた映画「アマデウス」。

あのイメージがあるが故に、モーツァルトのレクイエムはただただ暗い作品

なのだなと、勝手に思い込み、これまで聴いたことがなかった。

生演奏の醍醐味はすでにいろんなところで書いているが、

やはり何事も生で体感すると変わるものだ。

美しかった!!あの空間にもう一度戻りたいという欲求がふつふつと

こみあがってくるようだ。

 

この2つのコンサートに誘ってくれた友人に大変感謝したい。

何事も、行動してみるもの。

そんな当たり前を教えてくれた気がした。

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

愛聴番組Podcasterと感動の対面!

みなさん、おはこんにちは。

わたしは、昨日からBerlinに滞在している。

Leipzigとそう寒さは変わらないだろうと思って

いたら大間違い。。

ひどい寒さに加え、雪が降っており、

今朝は積雪もある。

寒い、、

 

ベルリンに来た理由

ベルリンはHardenberdsaraße

「Cafe Hardenberg」では、毎月第2、第4月曜日18:00から、ドイツと日本の交流会

「おしゃべり会」が催されている。

これに参加するためだ。

 

 

ベルリンとライプツィヒは近い

わたしは、今回はFlixbusというヨーロッパ圏内を

横断する、格安長距離バスを利用した。

2時間ちょっとで、安いと片道10€いかないくらいのお値段で行くことが可能だ。

DeucheBahnだと、1時間くらいで行ける

らしいが、バスとでは下手したら倍くらい

価格が異なるのではないだろうか。

 

そもそもなぜこのおしゃべり会に

ここに至るまでには、あるきっかけがあった。

わたしは普段からPodcastという音声版

Youtubeのよう立ち位置にいる、

インターネットラジオをよく聴く。

そのなかで、わたしがこよなく愛する番組、

「おしゃべりkneipe under the sun」という

番組がある。

https://open.spotify.com/show/3AMVYQJW2xop1j8bqnddiC?si=j0eFgWR-THGkOrXpePPpIQ

 

毎週月曜日に配信される番組は、

ドイツベルリン在住の日本人お2人が、

日常生活の戯言など、気取らないトーク

繰り広げる。

お二人が楽しくトークを会話するようすが

垣間見え、いつもこちらまでつられて

ツボに入ってしまうのだ。

何気ないトークが生まれる、笑いがとにかく

好きだ。

 

そんなわたしがこよなく愛するが故に、

それを伝えたい一心で、おたよりを何回か

送ったことがある。

そのお便りによって、今回こちらの

「おしゃべり会に」お誘いいただき、

参加したというのが経緯だ。

 

夢の時間

いままで、日本で聴いたPodcasterと

直接対面が叶うとは、どんな感覚だろうか。

こんなに幸せなことはない、という感じ

だろうか。

このおしゃべり会、月曜日にも関わらず

けっこうな参加者がおり、なかなか前半は

話す機会がなかった。

ただ、後半、2次会に突入してから、わりと

思う存分いろんなお話ができたような

気がする。

 

わたしの愛が深いが故に、本人はすこしばかり

引いてはいなかっただろうかと、

そういうことが気になってしまう。

今日も至福な時間を過ごすことができた1日

であった。

最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

 

 

毎週金・土曜日は必聴必須コンサート

みなさん、おはこんにちは。

一昨日、土曜日にわたしは知り合いから紹介してもらった、

Thomaskirche(聖トーマス教会)で毎週のように開催されている

「Motette」コンサートを聴きに訪れた。

 

そもそもMotette(モテット)とは

フランス語「mot(モ)=言葉」に由来する。元々は聖書の言葉を歌詞にした

無伴奏の多声部合唱曲。

ただ、バロック後期以降、バッハを筆頭に、ポリフォニー(フーガのような)による短い宗教的合唱曲を指すようになった。

とのこと。

コンサート前は行列必須

あいにくの天候で、雨が降るなか、みな今か今かと待ちわびている。

わたしは、14:00すぎにトーマス教会に着いた。

雨空のなかだったが、既に多くの人が列を

なしていた。

気をつけてほしいのが、正面の玄関ではなく

Shopなどがある方のこちら側の出入り口に

並ぶということ。

開場は開演の45分前から

このMotetコンサートは、金曜日は18:00から、

土曜日は15:00から毎週開催されている。

事前にチケットを購入することできないため、

開場したら、順に入口で人数を伝えて、

2€を支払う。

プログラム

1時間弱くらいのプログラムで、時間もちょうどいい。

演奏は、ゲヴァントハウスオーケストラ、

トーマス教会合唱団に、ソリストたちが

登場する。

 

こんな贅沢をたった2€で味わえるコンサートほど、素晴らしいものはない。

ぜひとも、ライプツィヒを訪れた際には、

聴きに行っていただきたい。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

 

 

新制作の魔笛を観てきました。

みなさん、おはこんにちは。

昨日に引き続き本日は、Mozart作曲Zauberflöte(魔笛)を観劇した

感想を綴りたいと思う。

 

年齢層はさまざま

オペラハウスに入り、真っ先に感動したのは、ここはオペラハウスか?

といった雰囲気に驚いた。

だいたい日本でオペラを観る層というのは、ほぼほぼ決まっていて、

まず若いひととえば、音大に通っているクラシック音楽好きくらいでは

ないだろうか。。

やはり、本場は状況が全く違う。

お年寄りに限らず、下はかわいい子どもたちから、思春期まっさかりな

中高生、学生のグループ、30代のカップル、お年寄りまで

ほんとにさまざま。みな、思い思いのおしゃれをして、いまかいまかと

公演を待ちわびているようすに、ほっこりしてしまう。

 

規模感、音感ともにちょうどよい

昨日も述べた通り、オペラハウス自体そこまで大規模な劇場というわけでは

ないため、歌手の声やオーケストラの音も、こちらになんの隔たりもなく

ストレートに伝わってくる。よく大きなホールでありがちな、反響しすぎて

逆に全然聴こえないということもない。

 

ゲヴァントハウスオーケストラに感動した

今回、オケをつとめたのは、オペラハウスの向かいに本拠地を構える、

「ゲヴァントハウスオーケストラ」だ。

もう、素晴らしい!!の一言に尽きる。

弦楽器のあのくもりひとつない音色に、まろやかに包まれるようなオーボエ

底からすくいあげられそうなフルートなどなど、統一感がハンパない

このオーケストラには感動した。

初心忘るべからずではないが、あの心が震えた、「わあぁ~」という感覚は

大事にしたい。

 

ドイツ語話者には勝てない!

公演を通して思ったことそれは、やはり普段からドイツ語を話す人たちは

勝てないということ。とても当たり前のことだが、これは現地を訪れて

みなければ、身をもって感じることはできないのではないだろうか。

発せられるセリフの1つ1つや、アリアにしてもそう、しっかり言葉が

聴こえるのだ。この感覚は、これまで味わったことがなかった。

そして、わたしがこれまで生半可に音大でドイツ語やイタリア語の歌曲や

アリアを歌っていたかということを、たたきつけられたような気分であった。

歌には、言葉がある。言葉が聴こえなければ意味がない。

同じ歌でも、発音の仕方などでここまで印象が変わるのかとも思った。

 

「3」がキーワード

有名な話ではあるが、フリーメイソン信者であったモーツァルトは、

この作品のなかで、フリーメイソンのシンボルで「3」をいろんなところに

反映させている。今回の演出もまた、さらに「3」をたくさんのところに

ちりばめていた。

例えば、3人の天使たちは、今回の演出でみな顔にほくろを書いていた。

1人1つずつほくろがみな同じ場所に書いてあった。

さらに、今回の演出では映像を特に多用する形ではあったが、

その映像にも、「3」を彷彿とさせるようなデザインが

さまざまシーンで見られた。

 

パパゲーノに憧れる

この作品で、パパゲーノは道化のような立ち位置にいるのだろうか。

いろいろなシーンでパパゲーノはいいキャラしているなと思う。

自由人でありながら、人思いで、自分の思うがままに生きているようすに、

どこか背負っているものをおろしてくれるような、存在ではないだろうか。

 

今回、ライプツィヒに来て、はじめてオペラを鑑賞した。

わたしにとって、これはこれまでのオペラとは全く異なる、

新しいジャンルのオペラを観たような感覚であり、また新しい価値観を

手に入れられたような感覚でさえいる。

本場ドイツのオペラをこれからもいろんなところ堪能し、このような形で

アウトプットしていきたいものである。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

ライプツィヒ歌劇場(Oper Leipzig)はちょうどいい

みなさん、おはこんにちは。

昨日は、今週のいちばんの楽しみであった、「Mozart作曲のDie Zauberflöte

魔笛を観劇に、ライプツィヒ歌劇場を訪れた。

 

ドイツに来て、はじめてのオペラ鑑賞にわくわくが止まらない。

今日は、ライプツィヒ歌劇場を訪れての感想、そして、明日魔笛の感想を

綴りたいと思う。

 

ライプツィヒ歌劇場はどこ?

Leipzig Huptbahnhof(ライプツィヒ中央駅)からほど近い場所に位置する。

とてもアクセスの良い場所にあり、Staraße Bahnと呼ばれる

いわゆる路面電車の駅である、「Augustusplatz」は多くの電車が乗り入れする

駅の感じだ。

この駅を利用すれば、もう目の前が歌劇場という場所だ。

そして、歌劇場の目の前には、ゲヴァントハウスオーケストラの

本拠地である、ゲヴァントハウスが位置する。

ライプツィヒ歌劇場の位置関係

ライプツィヒ歌劇場外観 イルミネーションの色はさまざま

ゲヴァントハウス外観

ちなみに、昨日の魔笛の演奏もゲヴァントハウスオーケストラだった。

それぞれが向かいあわせに存在る、なんとも贅沢な場所だ。

オペラハウスと歌劇場の間には広場があり、まもなくクリスマスマーケットが

開催されるようだ。

とても雰囲気のよい場所に、想像するだけでわくわくしてします。

 

歌劇場の半自動出入り口

まず、驚くのがこちらの扉。

このような扉がいくつもあるが、こちらの扉はチケットの受取などをするための

出入り口だが、なんとこれ出るときのみ自動で開くのだ。

入るときは手動だが。

このタイプの半自動ドアは見たことがあろうか。

なんともいえぬタイプの扉につい、写真を撮らずにはいられなかった。

 

チケット売り場専用出入り口

 

外観よりもコンパクト

座席数は1273席で2階席まで。ちなみに、新国立劇場のオペラハウスは、

1814席で4階席まである。

新国立劇場のあの縦に長いホールを見ていると、こちらはとてもコンパクトに

見える。

ただ、歌劇場は長い歴史をたどっていまがあるだけあって、なかに入ると

そのなにかしらの雰囲気や趣を感じることができる。

あまり、巨大なホールという感じがないため、とても落ち着いて鑑賞ができ、

どこか舞台の近さも実感できる。

 

座席表

 

 

舞台側から

客席から

日本人にはちょっと高いアレ

日本の劇場の座席に座り慣れていると、やはり海外仕様というものには、

最初はどこかむずむずする。

ちょっとイスの高さが高いのだ。座高が高くなっていると言えばいいのだろうか。

座面のおしりからひざにかけて、斜めに上がっていっているため、

ちょっと居心地が悪い。

そして、背もたれも背中半分くらいまでしかないため、日本の劇場の座席の

背もたれがしっかりある感じが、恋しくなる。

ただよいのは、座席の列の感覚が広く、日本人であれば、十分足をのばして

観られるほどなので、そこはとてもありがたい。

 

お得意様サービス

劇場の最上位席には、この名札が付いている席をよく見かける。

こちらには、お名前が入っていたのだ。

わたしの目の前の席もこの通り。

もちろんプライバシーのため、ここではお名前は消しているが。

恐らく、ここを陣取っているお方は、劇場に多額の寄付をしているのだろう。

いつも同じ最も良い席で観られるという安心感、わたしも1回味わってみたい。

 

ここにはお名前が もちろん個人情報なのでこちらでは消しています

今回はここまで。

いつも最後まで読んでくれてありがとう。

明日は魔笛の感想を投稿したい。

 

 



 

世界は愛で溢れている

みなさん、おはこんにちは。

昨日は、以前紹介した治安の悪い通り、

Eisenbahnstraße。その治安の悪いエリアを

過ぎてすぐのところにある、「日本の家」を

友人と訪れた。

 

https://djh-leipzig.de/ja/konzept

 

ちなちに、ドイツ語では

「Das Japanische Haus」だ。

 

そもそも日本の家とは

このエリアは元々空き家が多く、衰退の一途を

たどっていたとか。

そんななか、当時の日本人がチームとなって、

いまの場所を自分たちでリノベーション

し、2011年に非営利団体を立ち上げたとか。

運営は10数人のメンバーでボランティアで

行われているとか。

わたしたちが今回参加したのは、毎週木曜日と

土曜日に開催の「ごはんの会」というものだ。

17:30ごろに行けば、料理に参加ができ、

20:00ごろに行けば、ごはんが食べられる。

だれでもWelcomeという感じだから、

ほんとにいろんなひとがここにこぞって

訪れる。

 

にんじんと玉ねぎをひたすら切る

 

友人となかにはいると、早々こちらの主のような

ドイツの方に、「手を洗って、包丁とまな板を

持っていって〜、そしてにんじんと玉ねぎを

このように切ってほしい」と言われた。

わたしたちは、はじめての訪れにも関わらず、

常連のようなさりげない振る舞いの主に、

ちょっと安心する。

 

そして、わたしたちは20本近くに及ぶにんじんと

それよりは少ない玉ねぎをひたすら切ることに。

2人して、メガネだったため、玉ねぎは

お互い泣きながらなんとかみじん切りをして

いたのだ。

 

ごはんの前にやらかした

野菜たちを切り終わり、友人とごはんを

待っていると。

続々とごはんを食べに人が集まりだし、

けっこうな密度にびっくりする。

そんななか、事前に友人と自分の飲み物くらいは

買っていこうかと、近くのスーパーで

事前にビールなどを買っていったのだ。

そのビールなどを入れた袋を持って、

ごはんが出来上がった矢先、

 

ガチャーン!!!

 

やってしまった、、

 

そのビールなどを入れていた袋を高い

カウンター椅子の上に座って、持っていたばかり

に、床に落としてしまったのだ。

 

あ~あ

 

言葉が通じなくとも心でつながれる

わたしたちが座るテーブルには、

他にとてもファンキーな見た目で、

パッションのある女性が座っていた。

彼女とお互い自己紹介をし、

「わたしのフルネームはとても長いのよ〜」と

話していた直後の事件であった。

でも、彼女は「大丈夫よ、心配しないで」と

すぐさまビールなどの入っていた袋を

洗ってくれたのだ。

 

全ての言葉は聴き取れなかったけど、

「そんなこともあるわよ」といった感じだった。

彼女に救われたような気持ちで、つい

ハグをしてしまった。

 

言葉が通じなくとも、人間には心というものが

ある。彼女とは、言葉ではほんの一部しか

繋がることができなかったけど、

心ではお互いに分かりあえたような感じだった。

 

やらしてしまったけど、いい気分な1日で

あった。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

最後に ごはんのこと

わたしたちがひたすら切った、にんじんと

玉ねぎは、インドのカレーのような感と

KFCのツイスターの皮の部分が提供された。

相変わらず写真を撮り忘れた。

たしか、インド料理にはたくさんのビーンズを

使うと聴いたことがある。ビーンズたっぷりに

野菜もたっぷりで非常に食べごたえがある。

あくまでも、ご飯代は任意なので、寄付した

ければするというスタンスだった。