ドイツ移住までの歩き方

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

愛聴番組Podcasterと感動の対面!

みなさん、おはこんにちは。

わたしは、昨日からBerlinに滞在している。

Leipzigとそう寒さは変わらないだろうと思って

いたら大間違い。。

ひどい寒さに加え、雪が降っており、

今朝は積雪もある。

寒い、、

 

ベルリンに来た理由

ベルリンはHardenberdsaraße

「Cafe Hardenberg」では、毎月第2、第4月曜日18:00から、ドイツと日本の交流会

「おしゃべり会」が催されている。

これに参加するためだ。

 

 

ベルリンとライプツィヒは近い

わたしは、今回はFlixbusというヨーロッパ圏内を

横断する、格安長距離バスを利用した。

2時間ちょっとで、安いと片道10€いかないくらいのお値段で行くことが可能だ。

DeucheBahnだと、1時間くらいで行ける

らしいが、バスとでは下手したら倍くらい

価格が異なるのではないだろうか。

 

そもそもなぜこのおしゃべり会に

ここに至るまでには、あるきっかけがあった。

わたしは普段からPodcastという音声版

Youtubeのよう立ち位置にいる、

インターネットラジオをよく聴く。

そのなかで、わたしがこよなく愛する番組、

「おしゃべりkneipe under the sun」という

番組がある。

https://open.spotify.com/show/3AMVYQJW2xop1j8bqnddiC?si=j0eFgWR-THGkOrXpePPpIQ

 

毎週月曜日に配信される番組は、

ドイツベルリン在住の日本人お2人が、

日常生活の戯言など、気取らないトーク

繰り広げる。

お二人が楽しくトークを会話するようすが

垣間見え、いつもこちらまでつられて

ツボに入ってしまうのだ。

何気ないトークが生まれる、笑いがとにかく

好きだ。

 

そんなわたしがこよなく愛するが故に、

それを伝えたい一心で、おたよりを何回か

送ったことがある。

そのお便りによって、今回こちらの

「おしゃべり会に」お誘いいただき、

参加したというのが経緯だ。

 

夢の時間

いままで、日本で聴いたPodcasterと

直接対面が叶うとは、どんな感覚だろうか。

こんなに幸せなことはない、という感じ

だろうか。

このおしゃべり会、月曜日にも関わらず

けっこうな参加者がおり、なかなか前半は

話す機会がなかった。

ただ、後半、2次会に突入してから、わりと

思う存分いろんなお話ができたような

気がする。

 

わたしの愛が深いが故に、本人はすこしばかり

引いてはいなかっただろうかと、

そういうことが気になってしまう。

今日も至福な時間を過ごすことができた1日

であった。

最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

 

 

毎週金・土曜日は必聴必須コンサート

みなさん、おはこんにちは。

一昨日、土曜日にわたしは知り合いから紹介してもらった、

Thomaskirche(聖トーマス教会)で毎週のように開催されている

「Motette」コンサートを聴きに訪れた。

 

そもそもMotette(モテット)とは

フランス語「mot(モ)=言葉」に由来する。元々は聖書の言葉を歌詞にした

無伴奏の多声部合唱曲。

ただ、バロック後期以降、バッハを筆頭に、ポリフォニー(フーガのような)による短い宗教的合唱曲を指すようになった。

とのこと。

コンサート前は行列必須

あいにくの天候で、雨が降るなか、みな今か今かと待ちわびている。

わたしは、14:00すぎにトーマス教会に着いた。

雨空のなかだったが、既に多くの人が列を

なしていた。

気をつけてほしいのが、正面の玄関ではなく

Shopなどがある方のこちら側の出入り口に

並ぶということ。

開場は開演の45分前から

このMotetコンサートは、金曜日は18:00から、

土曜日は15:00から毎週開催されている。

事前にチケットを購入することできないため、

開場したら、順に入口で人数を伝えて、

2€を支払う。

プログラム

1時間弱くらいのプログラムで、時間もちょうどいい。

演奏は、ゲヴァントハウスオーケストラ、

トーマス教会合唱団に、ソリストたちが

登場する。

 

こんな贅沢をたった2€で味わえるコンサートほど、素晴らしいものはない。

ぜひとも、ライプツィヒを訪れた際には、

聴きに行っていただきたい。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

 

 

新制作の魔笛を観てきました。

みなさん、おはこんにちは。

昨日に引き続き本日は、Mozart作曲Zauberflöte(魔笛)を観劇した

感想を綴りたいと思う。

 

年齢層はさまざま

オペラハウスに入り、真っ先に感動したのは、ここはオペラハウスか?

といった雰囲気に驚いた。

だいたい日本でオペラを観る層というのは、ほぼほぼ決まっていて、

まず若いひととえば、音大に通っているクラシック音楽好きくらいでは

ないだろうか。。

やはり、本場は状況が全く違う。

お年寄りに限らず、下はかわいい子どもたちから、思春期まっさかりな

中高生、学生のグループ、30代のカップル、お年寄りまで

ほんとにさまざま。みな、思い思いのおしゃれをして、いまかいまかと

公演を待ちわびているようすに、ほっこりしてしまう。

 

規模感、音感ともにちょうどよい

昨日も述べた通り、オペラハウス自体そこまで大規模な劇場というわけでは

ないため、歌手の声やオーケストラの音も、こちらになんの隔たりもなく

ストレートに伝わってくる。よく大きなホールでありがちな、反響しすぎて

逆に全然聴こえないということもない。

 

ゲヴァントハウスオーケストラに感動した

今回、オケをつとめたのは、オペラハウスの向かいに本拠地を構える、

「ゲヴァントハウスオーケストラ」だ。

もう、素晴らしい!!の一言に尽きる。

弦楽器のあのくもりひとつない音色に、まろやかに包まれるようなオーボエ

底からすくいあげられそうなフルートなどなど、統一感がハンパない

このオーケストラには感動した。

初心忘るべからずではないが、あの心が震えた、「わあぁ~」という感覚は

大事にしたい。

 

ドイツ語話者には勝てない!

公演を通して思ったことそれは、やはり普段からドイツ語を話す人たちは

勝てないということ。とても当たり前のことだが、これは現地を訪れて

みなければ、身をもって感じることはできないのではないだろうか。

発せられるセリフの1つ1つや、アリアにしてもそう、しっかり言葉が

聴こえるのだ。この感覚は、これまで味わったことがなかった。

そして、わたしがこれまで生半可に音大でドイツ語やイタリア語の歌曲や

アリアを歌っていたかということを、たたきつけられたような気分であった。

歌には、言葉がある。言葉が聴こえなければ意味がない。

同じ歌でも、発音の仕方などでここまで印象が変わるのかとも思った。

 

「3」がキーワード

有名な話ではあるが、フリーメイソン信者であったモーツァルトは、

この作品のなかで、フリーメイソンのシンボルで「3」をいろんなところに

反映させている。今回の演出もまた、さらに「3」をたくさんのところに

ちりばめていた。

例えば、3人の天使たちは、今回の演出でみな顔にほくろを書いていた。

1人1つずつほくろがみな同じ場所に書いてあった。

さらに、今回の演出では映像を特に多用する形ではあったが、

その映像にも、「3」を彷彿とさせるようなデザインが

さまざまシーンで見られた。

 

パパゲーノに憧れる

この作品で、パパゲーノは道化のような立ち位置にいるのだろうか。

いろいろなシーンでパパゲーノはいいキャラしているなと思う。

自由人でありながら、人思いで、自分の思うがままに生きているようすに、

どこか背負っているものをおろしてくれるような、存在ではないだろうか。

 

今回、ライプツィヒに来て、はじめてオペラを鑑賞した。

わたしにとって、これはこれまでのオペラとは全く異なる、

新しいジャンルのオペラを観たような感覚であり、また新しい価値観を

手に入れられたような感覚でさえいる。

本場ドイツのオペラをこれからもいろんなところ堪能し、このような形で

アウトプットしていきたいものである。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

 

ライプツィヒ歌劇場(Oper Leipzig)はちょうどいい

みなさん、おはこんにちは。

昨日は、今週のいちばんの楽しみであった、「Mozart作曲のDie Zauberflöte

魔笛を観劇に、ライプツィヒ歌劇場を訪れた。

 

ドイツに来て、はじめてのオペラ鑑賞にわくわくが止まらない。

今日は、ライプツィヒ歌劇場を訪れての感想、そして、明日魔笛の感想を

綴りたいと思う。

 

ライプツィヒ歌劇場はどこ?

Leipzig Huptbahnhof(ライプツィヒ中央駅)からほど近い場所に位置する。

とてもアクセスの良い場所にあり、Staraße Bahnと呼ばれる

いわゆる路面電車の駅である、「Augustusplatz」は多くの電車が乗り入れする

駅の感じだ。

この駅を利用すれば、もう目の前が歌劇場という場所だ。

そして、歌劇場の目の前には、ゲヴァントハウスオーケストラの

本拠地である、ゲヴァントハウスが位置する。

ライプツィヒ歌劇場の位置関係

ライプツィヒ歌劇場外観 イルミネーションの色はさまざま

ゲヴァントハウス外観

ちなみに、昨日の魔笛の演奏もゲヴァントハウスオーケストラだった。

それぞれが向かいあわせに存在る、なんとも贅沢な場所だ。

オペラハウスと歌劇場の間には広場があり、まもなくクリスマスマーケットが

開催されるようだ。

とても雰囲気のよい場所に、想像するだけでわくわくしてします。

 

歌劇場の半自動出入り口

まず、驚くのがこちらの扉。

このような扉がいくつもあるが、こちらの扉はチケットの受取などをするための

出入り口だが、なんとこれ出るときのみ自動で開くのだ。

入るときは手動だが。

このタイプの半自動ドアは見たことがあろうか。

なんともいえぬタイプの扉につい、写真を撮らずにはいられなかった。

 

チケット売り場専用出入り口

 

外観よりもコンパクト

座席数は1273席で2階席まで。ちなみに、新国立劇場のオペラハウスは、

1814席で4階席まである。

新国立劇場のあの縦に長いホールを見ていると、こちらはとてもコンパクトに

見える。

ただ、歌劇場は長い歴史をたどっていまがあるだけあって、なかに入ると

そのなにかしらの雰囲気や趣を感じることができる。

あまり、巨大なホールという感じがないため、とても落ち着いて鑑賞ができ、

どこか舞台の近さも実感できる。

 

座席表

 

 

舞台側から

客席から

日本人にはちょっと高いアレ

日本の劇場の座席に座り慣れていると、やはり海外仕様というものには、

最初はどこかむずむずする。

ちょっとイスの高さが高いのだ。座高が高くなっていると言えばいいのだろうか。

座面のおしりからひざにかけて、斜めに上がっていっているため、

ちょっと居心地が悪い。

そして、背もたれも背中半分くらいまでしかないため、日本の劇場の座席の

背もたれがしっかりある感じが、恋しくなる。

ただよいのは、座席の列の感覚が広く、日本人であれば、十分足をのばして

観られるほどなので、そこはとてもありがたい。

 

お得意様サービス

劇場の最上位席には、この名札が付いている席をよく見かける。

こちらには、お名前が入っていたのだ。

わたしの目の前の席もこの通り。

もちろんプライバシーのため、ここではお名前は消しているが。

恐らく、ここを陣取っているお方は、劇場に多額の寄付をしているのだろう。

いつも同じ最も良い席で観られるという安心感、わたしも1回味わってみたい。

 

ここにはお名前が もちろん個人情報なのでこちらでは消しています

今回はここまで。

いつも最後まで読んでくれてありがとう。

明日は魔笛の感想を投稿したい。

 

 



 

世界は愛で溢れている

みなさん、おはこんにちは。

昨日は、以前紹介した治安の悪い通り、

Eisenbahnstraße。その治安の悪いエリアを

過ぎてすぐのところにある、「日本の家」を

友人と訪れた。

 

https://djh-leipzig.de/ja/konzept

 

ちなちに、ドイツ語では

「Das Japanische Haus」だ。

 

そもそも日本の家とは

このエリアは元々空き家が多く、衰退の一途を

たどっていたとか。

そんななか、当時の日本人がチームとなって、

いまの場所を自分たちでリノベーション

し、2011年に非営利団体を立ち上げたとか。

運営は10数人のメンバーでボランティアで

行われているとか。

わたしたちが今回参加したのは、毎週木曜日と

土曜日に開催の「ごはんの会」というものだ。

17:30ごろに行けば、料理に参加ができ、

20:00ごろに行けば、ごはんが食べられる。

だれでもWelcomeという感じだから、

ほんとにいろんなひとがここにこぞって

訪れる。

 

にんじんと玉ねぎをひたすら切る

 

友人となかにはいると、早々こちらの主のような

ドイツの方に、「手を洗って、包丁とまな板を

持っていって〜、そしてにんじんと玉ねぎを

このように切ってほしい」と言われた。

わたしたちは、はじめての訪れにも関わらず、

常連のようなさりげない振る舞いの主に、

ちょっと安心する。

 

そして、わたしたちは20本近くに及ぶにんじんと

それよりは少ない玉ねぎをひたすら切ることに。

2人して、メガネだったため、玉ねぎは

お互い泣きながらなんとかみじん切りをして

いたのだ。

 

ごはんの前にやらかした

野菜たちを切り終わり、友人とごはんを

待っていると。

続々とごはんを食べに人が集まりだし、

けっこうな密度にびっくりする。

そんななか、事前に友人と自分の飲み物くらいは

買っていこうかと、近くのスーパーで

事前にビールなどを買っていったのだ。

そのビールなどを入れた袋を持って、

ごはんが出来上がった矢先、

 

ガチャーン!!!

 

やってしまった、、

 

そのビールなどを入れていた袋を高い

カウンター椅子の上に座って、持っていたばかり

に、床に落としてしまったのだ。

 

あ~あ

 

言葉が通じなくとも心でつながれる

わたしたちが座るテーブルには、

他にとてもファンキーな見た目で、

パッションのある女性が座っていた。

彼女とお互い自己紹介をし、

「わたしのフルネームはとても長いのよ〜」と

話していた直後の事件であった。

でも、彼女は「大丈夫よ、心配しないで」と

すぐさまビールなどの入っていた袋を

洗ってくれたのだ。

 

全ての言葉は聴き取れなかったけど、

「そんなこともあるわよ」といった感じだった。

彼女に救われたような気持ちで、つい

ハグをしてしまった。

 

言葉が通じなくとも、人間には心というものが

ある。彼女とは、言葉ではほんの一部しか

繋がることができなかったけど、

心ではお互いに分かりあえたような感じだった。

 

やらしてしまったけど、いい気分な1日で

あった。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

最後に ごはんのこと

わたしたちがひたすら切った、にんじんと

玉ねぎは、インドのカレーのような感と

KFCのツイスターの皮の部分が提供された。

相変わらず写真を撮り忘れた。

たしか、インド料理にはたくさんのビーンズを

使うと聴いたことがある。ビーンズたっぷりに

野菜もたっぷりで非常に食べごたえがある。

あくまでも、ご飯代は任意なので、寄付した

ければするというスタンスだった。

 

 

 

 

 

 

本場のピザ?史上最大級のピザを食べた話

みなさん、おはこんにちは。

昨日、ライプツィヒでは今年初ではないでしょうか、、

0℃を記録し外に出るのがおっくうになるくらいの寒さです。

まだ真冬ではないのに、この先どんな寒さが待ち受けているかと思うと、

それだけで寒くなりそうです。

 

そんななか、わたしは昨日現地在住の知り合いと、おいしいピザ屋があると

言われ行ってきた。

「LA GROTTA" PIZZERIA - Ristorante - Eis」

(Ratsfreischulstraße 8, 04109 Leipzig)

こちらのお店。

Googleストリートビューより

 

やはり、ヨーロッパ文化なのだろう。

とにかく、PIZZAやITALIANとつく看板を街のあちこちで見かける。

ドイツ人の友人曰く、

「ドイツはイタリア人、フランス人が多い。

日本よりも本場のひとが作るおいしいイタリア料理、フランス料理が

食べられるよ」と言っていた。

 

昨日訪れた、こちらのお店も店内はイタリア人ぽいフレンドリーな

店員さんであふれていた。

ライプツィヒでは有名なお店らしく、わたしが訪れたときはちらほら

お客さんという感じが、あっという間に満席状態であった。

 

イタリアン料理というと、前菜にサラダやフリット(素揚げ)、

ゼッポリーニ(もちもち揚げパン)などを食し、パスタ、ピザ、スイーツ、

コーヒーというのがあくまでも一例だが、基本こういうスタイルで

食べていくのではないだろうか。

 

ただ、こちらは次元が違う。

4種のミックスピザがこちら。

だれもがビックリ!のPIZZA

お分かりいただけるだろうか。

この存在感たるや。テーブルと同じ大きさが故に、それ以外のものはテーブルには

乗らないのだ。

これだけでもう満腹感を十分に味わえる一品だ。

 

これだけ大きいと、生地はどうなのだろうと心配になる。

さすが!本場の味?

生地はしっかりおいしい。すこし耳の部分が分厚く、見た目はパン生地のようにも

見えたが、そうではなかった。

しっかりもちもち感もあり、1ピースだけもしっかり食べ応えがある。

 

この、大きなピザを4人で囲んで食べたわけだが、またその居心地のよさも

よかった。1つのピザをみなで囲みながら食べるという体験は、

これだけの大きさでなければできないことだ。

 

とても最高なディナーにして、最大のピザを食べたお話であった。

 

いつも読んでくれありがとう。

 

ドイツは食料品が安い

みなさん、おはこんにちは。

最近の日本の毎月の値上げラッシュを見ていると、ドイツがとても安く見えるのは

わたしだけだろうか。

いや、実際にドイツ在住の日本人ならだれもがそう思うだろう。

 

わたしが愛用しているスーパーREWEというスーパーがある。

品質、品揃え、価格申し分ない。

残念ながら、自宅から徒歩圏内にないため、わたしはわざわざ路面電車に乗って

買い物に行くほどだ。

 

よく、こちらのひとが言うのは外食は高いが、スーパーは安い。

外食だとだいたい4000円~5000円するところが、自炊をすれば

ほんの数百円だ。

というのも、このREWEというスーパーが出している、「ja!」という

プライベートブランドがある。

「ja」はドイツ語で「はい」という意味だ。

とても分かりやすい。

このプライベート商品をピックアップして、買い物をするとコスパのよい

買い物ができる。

一例をあげるとこんな感じ。

Japanese Riceそのもの


ちなみに、これは現地の友達に教えてもらったのだが、日本米も

手軽にこのスーパーで手に入るのだ。

どうやら、現地のドイツ人はこれを甘くして、スイーツ感覚で食べるらしいのだが

これを炊けば、もうごはんそのものだ。

冷えると、日本のお米よりはぱらぱらするので、チャーハンを作るには

もってこいかもしれない。

お値段、1.19€。現在のレートで193円だ。

お分かりいただけただけるだろうか。とにかくこのブランドは特に安い。

小麦製品をはじめ、もちろんビール、乳製品も安い。

ドイツは、フランスに次ぐチーズ消費量が多い、トップ2らしい。

世界のチーズ消費量ランキング

日本では、チーズは高級品だ。例えば、森永が出しているモッツァレラチーズ

税別で430円のところ、ドイツではなんと1,19€。

さきほどのお米と同じ値段で、およそ193円で購入可能だ。

チーズ好きとしては、たまらない!

 

こういうドイツでの食料品の安さを見ていると、いかに食料自給率

高いかが見えてくるような気がする。

 

そもそも、食料自給率とは、国全体でみたときに、わたしたちが消費した

食料に対し、どれだけの量国産でまかなわれているかを示すものである。

 

農林水産省HP「知るからはじめる 食料自給率のはなし」より

これは、世界の主要国の自給率を、カロリーベースと生産額ベース

それぞれで表したグラフ。

 

カロリーベース、生産額ベースとは

カロリーベースと生産額ベース

 

日本は、「生産額ベース」単体でみるとドイツやイギリスとさほど差はない。

問題なのは、「生産額ベース」と「カロリーベース」におおきな差がある

ということ。

生鮮食品などは、63%の量を国内でまかなえているにも関わらず、

穀物などわたしたちのエネルギー源になる食品は、38%の量しか

まかなえていないということだ。

わたしたが生きていくために必要なエネルギーのほとんどは、海外に頼っている

といっても過言ではない。

 

一方ドイツでは、主食となるジャガイモやパンやパスタなどの小麦製品は、

84%の量を国産でまかなえているということだ。

ドイツでの、食料品の安さはここにあるのかもしれない。

 

この日本の食料品の値上げラッシュを見ていて、非常に危機的状況にある

と言わざるを得ない。

どうにかこの苦難を打開すべく、日本政府には底上げ政策を願うところである。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。