ドイツ移住までの歩き方

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

世界は愛で溢れている

みなさん、おはこんにちは。

昨日は、以前紹介した治安の悪い通り、

Eisenbahnstraße。その治安の悪いエリアを

過ぎてすぐのところにある、「日本の家」を

友人と訪れた。

 

https://djh-leipzig.de/ja/konzept

 

ちなちに、ドイツ語では

「Das Japanische Haus」だ。

 

そもそも日本の家とは

このエリアは元々空き家が多く、衰退の一途を

たどっていたとか。

そんななか、当時の日本人がチームとなって、

いまの場所を自分たちでリノベーション

し、2011年に非営利団体を立ち上げたとか。

運営は10数人のメンバーでボランティアで

行われているとか。

わたしたちが今回参加したのは、毎週木曜日と

土曜日に開催の「ごはんの会」というものだ。

17:30ごろに行けば、料理に参加ができ、

20:00ごろに行けば、ごはんが食べられる。

だれでもWelcomeという感じだから、

ほんとにいろんなひとがここにこぞって

訪れる。

 

にんじんと玉ねぎをひたすら切る

 

友人となかにはいると、早々こちらの主のような

ドイツの方に、「手を洗って、包丁とまな板を

持っていって〜、そしてにんじんと玉ねぎを

このように切ってほしい」と言われた。

わたしたちは、はじめての訪れにも関わらず、

常連のようなさりげない振る舞いの主に、

ちょっと安心する。

 

そして、わたしたちは20本近くに及ぶにんじんと

それよりは少ない玉ねぎをひたすら切ることに。

2人して、メガネだったため、玉ねぎは

お互い泣きながらなんとかみじん切りをして

いたのだ。

 

ごはんの前にやらかした

野菜たちを切り終わり、友人とごはんを

待っていると。

続々とごはんを食べに人が集まりだし、

けっこうな密度にびっくりする。

そんななか、事前に友人と自分の飲み物くらいは

買っていこうかと、近くのスーパーで

事前にビールなどを買っていったのだ。

そのビールなどを入れた袋を持って、

ごはんが出来上がった矢先、

 

ガチャーン!!!

 

やってしまった、、

 

そのビールなどを入れていた袋を高い

カウンター椅子の上に座って、持っていたばかり

に、床に落としてしまったのだ。

 

あ~あ

 

言葉が通じなくとも心でつながれる

わたしたちが座るテーブルには、

他にとてもファンキーな見た目で、

パッションのある女性が座っていた。

彼女とお互い自己紹介をし、

「わたしのフルネームはとても長いのよ〜」と

話していた直後の事件であった。

でも、彼女は「大丈夫よ、心配しないで」と

すぐさまビールなどの入っていた袋を

洗ってくれたのだ。

 

全ての言葉は聴き取れなかったけど、

「そんなこともあるわよ」といった感じだった。

彼女に救われたような気持ちで、つい

ハグをしてしまった。

 

言葉が通じなくとも、人間には心というものが

ある。彼女とは、言葉ではほんの一部しか

繋がることができなかったけど、

心ではお互いに分かりあえたような感じだった。

 

やらしてしまったけど、いい気分な1日で

あった。

 

今日も最後まで読んでくれてありがとう。

 

最後に ごはんのこと

わたしたちがひたすら切った、にんじんと

玉ねぎは、インドのカレーのような感と

KFCのツイスターの皮の部分が提供された。

相変わらず写真を撮り忘れた。

たしか、インド料理にはたくさんのビーンズを

使うと聴いたことがある。ビーンズたっぷりに

野菜もたっぷりで非常に食べごたえがある。

あくまでも、ご飯代は任意なので、寄付した

ければするというスタンスだった。