みなさん、おはこんにちは。
ファミレスと言えば、みなさんは何を思い浮かべますか?
かごしま県民なら、こう応えるのではないだろうか、、
ふく福
そば茶屋
それぞれ運営会社は異なりますが、鹿児島県民にとって、日常生活に根付いた
存在だろう。
そのうち、先日『ふく福』を訪れた際に、これまで見逃していた新たな気づきが
あったため、ここでシェアしたい。
そもそも『ふく福』とは
鹿児島県内に14店舗を展開する『ふく福』。
ジェイ・エフグループの1ブランドで、この他にも多数のブランドを県内で
展開しており、鹿児島県民に愛されているお店が多いイメージだ。
ふく福といえば
久しぶりにふく福に行っても変わらないメニューと味が存在する。
いつ行っても変わらない味というのは、帰省して久しぶりにそこを訪れると、
そのありがたさというか、安心感というか、そういうものがあるように思う。
お店を訪れて、わたしの感動ポイントを4つ紹介したい。
・お茶とお漬物
まずは、メニューとともに次に運ばれていくのは、玄米茶と唯一無二の
味付けの大根のお漬物。ぜひ、お漬物→玄米茶という順序で食して
いただきたい。そして、この大根のお漬物に付属のごまを擦って食べて
いただくのが、わたしのおすすめだ。
・提供時間の速さ
そうこうしていると、安定のスピード感でお料理が到着する。
なにを注文しても、一定の速さで提供される。
さすがに、都内の駅構内にあるような立食いそばには勝てないものの、
それなりのレストランで、早くて、おいしいのは彼らの強みだろう。
・店員さんの接客
お料理が到着した際、店員さんはみな一礼とともに、「ありがとうございます」の
一言が添えられる。さらに、玄米茶が少なくなっていれば、「お茶をお持ちします」
の一言。加えて、みな徹底教育されているかのような、愛想の良さがある。
なかなか、ここまで統一された飲食店は、数少ないのではないだろうか。
・料理ごとの温冷
お料理にも、ぱっと見ではわからない心配りがある。
それは、冷たいものは冷たく、温かいものは温かい。
これは、これまで見逃していたポイントであった。
今回わたしが注文したのは、以下のメニューである。
わたしが撮影した写真がないのが申し訳ないところであるが、、
すこし、上記画像とは異なりミニ天ぷらではなく、ミニざるうどんとのセットを
注文した。
当たり前のように感じていたが、冷たいサラダやうどんはしっかり冷たく、
ふく福の看板商品である、釜めしは最後まで温かく食べられるよう、
釜の下から火が灯されている。
さらに、うどんのおつゆが入れられた陶器は、最後まで冷たいうどんを
食べられるよう、キンキンに冷えていたのだ。
ここまで、行き届いたサービスに心までも満たされたひとときであった。
日本でもチップ制度を
話はすこし脱線するが、わたしのよく聴くPodcastに『Link Hair Desaign Berlin』
という番組がある。ドイツベルリンで日本人として美容院を切り盛りされている、
tatsuji saitoさんという方が、毎日Podcastを配信されている。
ドイツメディアのBILDのNewsから、気になったトピック紹介からはじまり、その後
普段仕事をされるなかでの気付きや美容院に来るお客さんとの対談など、さまざまな
話題を提供してくれる、とても聴きごたえのある内容だ。
ドイツ在住の方はもちろん、ドイツに興味のある方、移住を考えている方など、
なにかヒントになるかもしれない。
ぜひ、一度聴いていただきたい。
そのトピックのなかで、『第1004回 11.9.2023 チップが日本を変える!!』
という内容を最近配信されていた。
tatsujiさんはこのエピソードのなかで、自分の切り盛りする美容院を例に
料金とチップ、それぞれの定義を述べていた。
料金 = カットなどの施術に対しての料金
チップ = サービスに対して、料金以上のサービスを受けたり、
自分の喜びや気持ちを表現したりするための手段
まさにこの通りだと聴きながら納得した自分がいた。
話は元に戻るが、前述したわたしのふく福での体験は、料金つまりは
お料理代以上のサービスを提供された。本来、その分をチップで払うべき
ところなのではないだろうか。
tatsujiさんも、Podcastのなかで語られていたが、やはり自分が提供した
サービスに対して、しっかり見える形でのカムバックがあると、
それほど嬉しいことはない。働いている側からすれば、
仕事のモチベーション維持にも繋がるだろう。
ただ、これだけ日本経済が停滞し、みなができるだけお金を使わないように
生きる時代、どれだけチップ制度を受け入れるだけの器があるのか、
気になるところである。
それでは、また~
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