ドイツ移住までの歩き方

人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。

負の感情は人生そのものを負幸(ふこう)にする

みなさん、おはこんにちは。

現在、ここ鹿児島では国体が開催されている。

開会式が先日幕を上げたが、天皇皇后両陛下がおいでなさった。

生憎の天候に、開会式とは程遠い空模様であった。

 

さて、人間にとって、「怒り」は必要な感情なのかと思うことがある。

怒りは、自己を防衛するため、不安の裏返しと聞いたことがある。

ただ、使い方を誤ると、いわゆるパワハラをはじめた強敵になることがある。

怒りというパワーを自分の権力誇示に利用するひとはよく見かけるものだ。

先日あるイベントに出店した店舗で、短期間のアルバイトを勤めた。

わたしは、その出店店舗の社員ではないため、直接言われることはないが、

その周囲では怒号が飛び交っていた。その正体は、その店舗の経営者だった。

信じられない光景だった。お客を前にして、働いている社員に怒号を

浴びさせる。接客サービスを伴う飲食店の経営者が、こんな悪いお手本では、、

案の定、経営者の印象が悪いだけに、社員同士も仲が悪く、ぎすぎす状態で

とても気まずいなかでの勤務は苦痛の他なかった。

 

いつものように前置きが大変長くなってしまったが、

“いい気分”で過ごすことが、この世を生きていく上でどれだけ大切なことか、

そんなことを教えてくれるわたしが愛す、喜多川泰先生の『運転者』

本日は紹介したい。

 

 

 

この先生の本に出合って、わたしは先生がよく作品のなかでもつづっている、

「生きる力」をもらうことができた。そして、考え方や人生までをも

変えてくれた存在だ。

とても大げさな言い方かもしれないが、わたしにとってはそうなのだ。

もしかしたら、あなたにとってもそんな1冊になるかもしれない。

本がひとに与える影響力は計り知れない。

 

「人生はポイントカード」

このポイントカードは“いい気分”つまりは上機嫌でいなければ貯まらないのだ。

上機嫌でいることで、「運」というスタンプカードが貯まっていく仕組みだ。

あなたの周りにも「この人、運がいいな~」とうらやましいと思っていたひとは

いないだろうか。そういうひとは、運=いい気分スタンプを実はこっそり

貯めていたのだ。

そして、上にあげたようなひとは、運を普段から貯め、それをちょくちょく

まるで、貯まったスタンプカードを割引券やお店の商品と交換するように、

貯まった運を使っているから、そういうふうに見えるのだ。

そのように、ちょくちょく使うひともいれば、たくさんの運を貯め、

あるときに大きなものに使うひともいるのだ。

 

繰り返しになるが、この運を貯めるためには、まずは普段から“いい気分”でいることが

大切なのだ。人生には、運が劇的に変わる瞬間がある。その瞬間は、

すべてのひとにある。ただ、その瞬間をしっかりキャッチするためには、キャッチする

だけのアンテナの感度が必要だ。そのアンテナの感度は、

上機嫌のときに最大になるのだ。反対に、不機嫌でいるとそのアンテナは全く

働かない。そのため、せっかく最高の運気がやってきていても、アンテナの感度が

低いせいで、せっかくの運が逃げてしまうのだ。

世の中、生きていく上で、不機嫌でいることはそれだけでとても損をしているし、

良いことなんてひとつもない。

生きる上で、“いい気分”でいることは、人間関係を良好に保ち、自分の人生を

それだけで好転させるチャンスがある。“いい気分”でいれば、人は寄ってくる。

反対に、不機嫌でいればそれだけで人は離れていく。

 

そうは言うものの、なかなかこの社会で生きていく上で、

たくさんのひとと関り、そしてたくさんのひとの影響を受ける。

ただそういうことも、「こういうことあるよね~」などとと思ったり、口に出したり

することで、そういうことすら気にすることはなくなるのだ。

自分の言葉を最も聴いているのは、言わずもがな自分自身だ。

自分が発することばで、自分の考え方や行動、気持ちも変わってくる。

最近見た記事で、Z世代の10人におよそ4人が将来に不安を抱えているようだ。

そんな世の中だからこそ、自身の心を磨いていくことはこの先さらに大切なことに

なっていくような気がする。

 

本日も、最後まで読んでくれてありがとう。

 

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