みなさん、おはこんにちは。
現在、ここ鹿児島では国体が開催されている。
開会式が先日幕を上げたが、天皇皇后両陛下がおいでなさった。
生憎の天候に、開会式とは程遠い空模様であった。
さて、人間にとって、「怒り」は必要な感情なのかと思うことがある。
怒りは、自己を防衛するため、不安の裏返しと聞いたことがある。
ただ、使い方を誤ると、いわゆる“パワハラ”をはじめた強敵になることがある。
怒りというパワーを自分の権力誇示に利用するひとはよく見かけるものだ。
先日あるイベントに出店した店舗で、短期間のアルバイトを勤めた。
わたしは、その出店店舗の社員ではないため、直接言われることはないが、
その周囲では怒号が飛び交っていた。その正体は、その店舗の経営者だった。
信じられない光景だった。お客を前にして、働いている社員に怒号を
浴びさせる。接客サービスを伴う飲食店の経営者が、こんな悪いお手本では、、
案の定、経営者の印象が悪いだけに、社員同士も仲が悪く、ぎすぎす状態で
とても気まずいなかでの勤務は苦痛の他なかった。
いつものように前置きが大変長くなってしまったが、
“いい気分”で過ごすことが、この世を生きていく上でどれだけ大切なことか、
そんなことを教えてくれるわたしが愛す、喜多川泰先生の『運転者』を
本日は紹介したい。
この先生の本に出合って、わたしは先生がよく作品のなかでもつづっている、
「生きる力」をもらうことができた。そして、考え方や人生までをも
変えてくれた存在だ。
とても大げさな言い方かもしれないが、わたしにとってはそうなのだ。
もしかしたら、あなたにとってもそんな1冊になるかもしれない。
本がひとに与える影響力は計り知れない。
「人生はポイントカード」
このポイントカードは“いい気分”つまりは上機嫌でいなければ貯まらないのだ。
上機嫌でいることで、「運」というスタンプカードが貯まっていく仕組みだ。
あなたの周りにも「この人、運がいいな~」とうらやましいと思っていたひとは
いないだろうか。そういうひとは、運=いい気分スタンプを実はこっそり
貯めていたのだ。
そして、上にあげたようなひとは、運を普段から貯め、それをちょくちょく
まるで、貯まったスタンプカードを割引券やお店の商品と交換するように、
貯まった運を使っているから、そういうふうに見えるのだ。
そのように、ちょくちょく使うひともいれば、たくさんの運を貯め、
あるときに大きなものに使うひともいるのだ。
繰り返しになるが、この運を貯めるためには、まずは普段から“いい気分”でいることが
大切なのだ。人生には、運が劇的に変わる瞬間がある。その瞬間は、
すべてのひとにある。ただ、その瞬間をしっかりキャッチするためには、キャッチする
だけのアンテナの感度が必要だ。そのアンテナの感度は、
上機嫌のときに最大になるのだ。反対に、不機嫌でいるとそのアンテナは全く
働かない。そのため、せっかく最高の運気がやってきていても、アンテナの感度が
低いせいで、せっかくの運が逃げてしまうのだ。
世の中、生きていく上で、不機嫌でいることはそれだけでとても損をしているし、
良いことなんてひとつもない。
生きる上で、“いい気分”でいることは、人間関係を良好に保ち、自分の人生を
それだけで好転させるチャンスがある。“いい気分”でいれば、人は寄ってくる。
反対に、不機嫌でいればそれだけで人は離れていく。
そうは言うものの、なかなかこの社会で生きていく上で、
たくさんのひとと関り、そしてたくさんのひとの影響を受ける。
ただそういうことも、「こういうことあるよね~」などとと思ったり、口に出したり
することで、そういうことすら気にすることはなくなるのだ。
自分の言葉を最も聴いているのは、言わずもがな自分自身だ。
自分が発することばで、自分の考え方や行動、気持ちも変わってくる。
最近見た記事で、Z世代の10人におよそ4人が将来に不安を抱えているようだ。
そんな世の中だからこそ、自身の心を磨いていくことはこの先さらに大切なことに
なっていくような気がする。
本日も、最後まで読んでくれてありがとう。
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